50代女性の一人旅!心得3選&やらかし失敗談

ひとり旅

国内ツアーコンダクターを経験し、一人旅大好きな行動派・ポジ子が、
一人旅初心者さんに向けてお届けします。

一人旅は、たとえ失敗しても経験値アップのチャンス!
何度も旅を重ねれば、誰でもエキスパートになれます。

楽しい旅にするキーポイントは事前確認☝️と言えます。

これさえ押さえれば、50代からの一人旅も安心&満喫できますよ♪



1. 「自分」を見つめる時間を大切にする



50代になると、知らない間に自分が何かの「枠」にハマっていることに気づきます。

それは、良き母、良き妻、良き上司……。

社会や家庭の中で長年積み上げてきた役割が、自分自身のアイデンティティになってしまいがちです。

しかし、一人旅をすると、その枠を取り払った「自分」と向き合う時間が生まれます。

誰も私を知らない場所に行けば、「ただの旅人」として存在できます。
その環境の中で「私は何が好きなのか?」「本当にやりたいことは何か?」と問いかけてみましょう。


心細く思う時があるかも知れません。
でも、それはもしかしたら日頃の自分が誰かに依存して生きているから?


家族旅行の方が楽しいと気づけば、これからもっと家族を大切にできると思うし、
日常が賑やかすぎて疲れているのなら、心細さも快適に感じるものです。

おすすめは、自分の感覚に素直になる旅。


気になる場所を歩き、心が動いたら足を止める。写真を撮る、メモに感想を書く。

カフェや温泉で地元の人との会話を楽しむ。

そんな予測不能な体験が、自分自身をより深く知るきっかけになります。



失敗談:アクティブすぎる旅は要注意!

「自分を見つめる旅」をしようと、自転車旅や登山などアクティブな旅行計画を立てた結果、旅が体力勝負になってしまったことがあります。

体力を維持することに集中しすぎて、考える余裕がなくなるという誤算……。

2時間くらいの軽い登山ができるという口コミを見て、ハイキングのつもりで登り始めたら、高山病にかかってしまい6時間もロスをした思い出があります(笑)

登山口が既に2,000mを超えていたこと、口コミした人が、どうやら登山に慣れている人だったみたいですね。

日中はひたすら移動、夜は疲れ果てて夕飯を食べたら温泉に入って即寝。
旅が終わったときには達成感はあったけれど、心のモヤモヤを解決する余裕はなし。
「考える時間を持ちたいなら、ゆったりとした旅を選ぶべし!」と学びました。



2. 「新しい体験」を取り入れる

一人旅の魅力の一つは、普段の生活ではできない「新しい体験」ができることです。

50代になると、どうしても行動がパターン化しがち。


しかし日常の場所から離れ、新しい環境の中に行くことで、脳が刺激され、人生がより豊かになります。

例えば、

  • その土地ならではの伝統文化やアクティビティに参加する
    (陶芸、染め物、着物などの体験、お茶を立てていただく、など)
  • 旅先でのんびり過ごしながら、新しい発見をする
    (川沿いに散策、高原の木陰やペンションのハンモックで読書、美術館めぐりなど)
  • 知らない街を歩き、新しい風景を楽しむ
    (旅先でのあなたを誰も知りません。景色をカメラに撮るためだけに歩き回るのも楽しいですよ)

「初めての経験」によって、心がリフレッシュされ、新たな気づきを得られるでしょう。


失敗談:気づけば一人旅じゃない!?


一人旅のつもりが、旅先の友人に連絡を入れてしまったことで、久々の再会を楽しみすぎました。気づけば友人が友人を呼んで、グループ旅行状態に……。

せっかく一人時間を満喫するつもりだったのに、予定は友人との食事や観光で埋まり、
「思考を整理する時間」を確保できず。

一人旅を楽しむことが目的なら、あえて誰にも連絡せずに静かに過ごすことをお勧めします。



3. 安全対策をしっかりと

一人旅では、自分の身は自分で守ることが最優先です。

特に女性の一人旅は、安全対策をしっかりと行うことで、不安を減らし、安心して楽しむことができます。


具体的には、以下のポイントを意識しましょう。

  • 宿泊先は安全な場所を選ぶ
    アメニティグッズの充実はもちろん大切ですが、口コミをチェックしましょう。

    ✅口コミ評価が高い宿泊先を選ぶ(悪い口コミがあっても、許せるポイントであればok)
    ✅女性の目線から安心して泊まれるホテルやゲストハウスを選ぶ。フロントスタッフの対応が良い宿泊先を選びましょう。人手不足だと塩対応される可能性が高くなります。
    ✅ホテル内の食事場所に外部の人が入れないようになっているか確認しましょう。
    ✅空港に近いホテルの場合、Wi-fiが不安定などの口コミが無いか、確認しましょう。

  • 貴重品は最小限に
    必要な分だけ持ち歩き、大きな現金を持たない。
    田舎に向かう場合、IC対応していないバスや、現金のみの自動販売機がまだたくさんあります。
    スマホはカバンの中ではなく、肌身離さず持ちましょう。

  • 夜の外出は控える
    土地勘のない夜道で事件に遭遇すると、状況が把握できないことから不利な状況に。
    どうしても出かけたい場合は、人通りの多い場所を選ぶ。
             
  • 事前に現地の治安情報をチェック
    トラブルが起こりやすいエリアを把握しておく。
    地元ならではのレストランで食事がしたい場合、周辺の飲食店も含めて口コミを確認しておく。

失敗談:夜ご飯ジプシー

自然を満喫し、へとへとになってチェックイン。
温泉に浸ってから夜ご飯を食べに行こうと外に出たら、田舎だったためレストランの閉店時間が想像以上に早かった!という事態に……。

特に田舎道は街灯が少なく、暗い夜道を歩くのは不安。
変な人も怖いけれど、獣に遭遇する可能性も…(怖)

結局、地元のスーパーに閉店間際に滑り込み、簡単な食事を買って宿で済ませることに。
宿泊先での食事は楽しみの一つ。観光地でも平日の場合は閑散としている場所が多いので、
夜道は気をつけたいですね。

宿泊先周辺のことはおおよそわかっていても、
「事前にレストランの閉店時間を調べておくべし!」と学びました。



まとめ

50代からの一人旅は、ただの観光ではなく、「自分と向き合う時間」を得る貴重な機会です。

  • 「自分」を見つめる時間を持つことで、不要な枠に気づく
  • 新しい体験を取り入れて、人生に刺激を与える
  • 安全対策をしっかりと行い、安心して旅をする

この心得を大切にしながら、一人旅を思いっきり楽しんでください!


私たち、半世紀も生きてきたんだもん。
そりゃぁ〜色々ありますから!

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